GIHOZアップデート情報:ペアワイズテストでパラメータや値の表の入力について改善、ユーザ名の変更機能を追加、VSTePの機能変更など

日頃からテスト技法ツールGIHOZをご利用いただき誠にありがとうございます。

また、ご感想やフィードバックをいただき誠にありがとうございます。

最新のアップデート情報をお知らせします。

 

ペアワイズテストでパラメータや値の入力について改善しました

ペアワイズテストでパラメータや値の入力値に、改行や半角コロンを含む場合でも、ひとつのパラメータや値として扱うように改善しました。これまではパラメータや値に改行や半角コロンが含まれている場合、正しく組み合わせを生成することができませんでしたが、改行や半角コロンが含まれている場合でも正しく組み合わせを生成することができるようになりました。

パラメータや値の入力でセル内に改行を入れる場合は、セルを編集状態で「Alt+Enter」または「Ctrl+Enter」で改行することが可能です。(Macの場合は、「command+option+Enter」)

 

ユーザ名の変更が可能になりました

これまではアカウント作成時に登録したユーザ名は変更することができませんでしたが、変更ができるようになりました。ユーザ名変更の手順はヘルプページをご確認ください。

ユーザ名を変更するとリポジトリのURLが変わります。変更前のユーザ名が含まれるURLにアクセスした際、リダイレクトはしませんのでご注意ください。

 

VSTePはテスト観点ツリーとして機能を変更しました

これまでGIHOZではVSTeP/NGTに基づくテスト観点モデリングを行う機能を提供してまいりましたが、よりシンプルかつ汎用的にご利用いただけるよう、テスト観点ツリーとして、ツリー形式のテスト観点のモデリングを行う機能に変更しました。

具体的な変更内容は以下になります。

  • テスト観点ツリーの要素から「テスト対象」を削除し「テスト観点」のみとします。
  • テスト観点の関係性から「詳細化関係」と「順序依存関係」を削除し「関連」のみとします。
  • テスト観点をグルーピングするワークスペースを「サブツリー」とします。

なお、これまで作成していただいたVSTePのデータについては、上記の変更が反映された状態で引き続きGIHOZ上で閲覧・編集していただくことが可能です。

 

テスト観点ツリーでサブツリーの編集領域が調整可能になりました

これまではサブツリーの編集領域は固定の幅で開閉することしかできませんでしたが、今回のアップデートにより幅を自由に調整できるようになりました。これにより、テスト観点ツリーとサブツリーのどちらで作業する場合でも、広い編集領域で作業していただくことが可能になります。

テスト観点ツリー編集領域の中央にある幅調整アイコンをドラッグ&ドロップすることでお好みの幅に調整可能です。調整した幅については保存の対象になりません。ページを開き直した際は、初期状態の幅で表示されます。

 

テスト観点ツリーでサブツリーのCSVダウンロード時にテスト観点の階層構造を維持して出力するように変更しました

これまではテスト観点ツリーをCSVダウンロードした際、サブツリー内のテスト観点は1セル内に全て出力していましたが、テスト観点は1セルずつ分けて階層構造を維持した状態で出力できるようになりました。これにより、図で表現していたテスト観点の関係性がダウンロードしたCSVファイルでも分かりやすくなり、テストケースの作成などのその後の工程で使いやすくなります。

このようなサブツリーをCSVダウンロードすると、以下のように出力されます。

 


今回はペアワイズテストの機能改善やVSTePの機能変更などのアップデートなどをお伝えしました。

今後ともGIHOZをよろしくお願いいたします!  

 

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