GIHOZアップデート情報:デシジョンテーブルからテストケースを生成できるように

日頃からテスト技法ツールGIHOZをご利用いただき誠にありがとうございます。

最新のアップデート情報をお知らせします。

 

デシジョンテーブルからテストケースを生成できるようになりました!


これまでのGIHOZのデシジョンテーブルテスト・CFD法では、デシジョンテーブルからテストケースを作成するには、デシジョンテーブルをCSVファイルとしてダウンロードしてからExcel等で編集する必要がありましたが、GIHOZ上でテストケースを生成できるようになりました!

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デシジョンテーブルの下にある「テストケースを生成」ボタンをクリックすることでデシジョンテーブルから以下の形式のテストケースを生成することができます。

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デシジョンテーブルで整理した内容をテストケースの形に変換してからダウンロードすることができるようになったので、より便利にデシジョンテーブルテスト・CFD法をご活用できるようになったかと思います。

テストケースへの変換のルールは以下となっています。腕に覚えのある方は、このルール自体をデシジョンテーブルやCFD法で整理してみるのも面白いかもしれません!

  • 条件記述部に子階層が存在する場合
    •  条件指定部で「Y」を指定した子階層の名称をテストケースに反映します。
    • 複数の子階層に対して「Y」を指定した場合は、子階層の名称をカンマ区切りの文字列に結合してテストケースに反映します
    • すべての子階層に対して「N」を指定した場合は、「その他」という文字列をテストケースに反映します
  • 条件記述部に子階層が存在しない場合
    • 条件指定部で「Y」を指定した条件は、その名称をそのままテストケースに反映します
    • 条件指定部で「N」を指定した条件は、名称の先頭に「NOT 」をつけてテストケースに反映します。
  • 動作指定部で「X」を指定した動作の名称をそのままテストケースに反映します。複数の「X」を指定した場合、複数の名称をカンマ区切りの文字列に結合してテストケースに反映します。
  • 条件指定部で「Y」または「N」以外の任意の文字列、動作指定部で「X」以外の任意の文字列を入力した場合、その文字列をそのままテストケースに反映します
  • 条件指定部・動作指定部ともに「-」を指定した場合は、「-」をテストケースに反映します

 


 

今回は、デシジョンテーブルテスト・CFD法のデシジョンテーブルからテストケースを生成する機能についてお伝えしました。もっと違う形式のテストケースを生成してほしい、などご要望がありましたら、ぜひフィードバックをいただければと思います。今後もユーザの皆さまからのフィードバックを取り入れながら、改善や機能追加を行っていきますので、ご期待ください!

 

最後に、GIHOZを使ったテスト技法勉強会のお知らせです。2022年3月24日(木)19:00~20:00にCFD法についての勉強会をオンライン開催予定です。この記事でご紹介したテストケースの生成機能についても解説します。この機会にCFD法を学んでいただき、GIHOZのCFD法をご利用いただければと思います。勉強会の詳細は以下のリンク先のページをご確認ください。

 

veriserve-event.connpass.com

 

今後ともGIHOZをよろしくお願いいたします。

  

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