GIHOZアップデート情報:CFD法のリリース

日頃からテスト技法ツールGIHOZをご利用いただき誠にありがとうございます。

最新のアップデート情報をお知らせします。

 

新しいテスト技法として、CFD法を追加しました!

CFDとはCause Flow Diagram(原因流れ図)の略で、CFD法は、原因流れ図を作成しこれに基づいてデシジョンテーブルを作成して、 テストケースを抽出するテスト技法です。テスト対象の仕様を原因流れ図で図式化することで、 明記されていない仕様や漏れている条件を見つけたり、 複雑な論理関係を整理してテストケースを作成できます。

今回のアップデートで、下図のようにテストケースの新規作成時に「CFD法」を選択できるようになりました。

CFD法でテストケースを作成

CFD法でテストケースを新規作成

 

CFD法の画面では、原因流れ図でテスト対象の仕様を整理したのち、デシジョンテーブルを自動生成できます。

原因流れ図は、テスト対象の動作(結果)に影響を与える原因を同値分割図として整理し、要素間を矢印(フロー)でつないで作図します。

原因流れ図の作図とデシジョンテーブルの生成

原因流れ図の作図とデシジョンテーブルの生成

 「デシジョンテーブルを生成」ボタンを押すことで、原因流れ図からデシジョンテーブルを自動生成します。デシジョンテーブルを生成する際は、組み合わせ方法として「最小の組み合わせ」か「全組み合わせ」のいずれかを指定できます。最小の組み合わせでは、作図したフローが通過する要素をデシジョンテーブル上で網羅します。全組み合わせでは、フローが通過する要素の組み合わせをデシジョンテーブル上で網羅します。

 

デシジョンテーブルの生成結果

デシジョンテーブルの生成結果

デシジョンテーブルは、デシジョンテーブルテストの画面と同じように編集したり、CSV形式でダウンロードすることが可能です。

 

CFD法の詳細な利用方法は以下のリンクからGIHOZのヘルプページをご参照ください。

gihoz.com

 

CFD法で作成したテストケースのサンプルを以下のリンクで公開しています。ぜひご覧ください。

 

gihoz.com

 


 

今回は、CFD法のリリースについてお伝えしました。CFD法が加わり、GIHOZでサポートしているテスト技法は全部で6個になりました。これまではテストケースの新規作成時にテスト技法を選ぶダイアログの2段目に空白がありましたが、2段すべて埋めることができました!

CFD法はいったんリリースしましたが、今後も機能追加や改善を行っていきます。ぜひご利用いただき、感想やフィードバックをいただけると嬉しいです!

今後ともGIHOZをよろしくお願いいたします。

  

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