GIHOZアップデート情報:クラシフィケーションツリー法のリリースと公開リポジトリの閲覧可能範囲の変更

日頃からテスト技法ツールGIHOZをご利用いただき誠にありがとうございます。

最新のアップデート情報を2つお知らせします。

 

1. 新しいテスト技法として、クラシフィケーションツリー法を追加しました!

クラシフィケーションツリー法は、テストの入力条件をツリー形式の図でグラフィカルに整理して、テストケースを作成するテスト技法です。入力条件を漏れなく整理しテストカバレッジを高めたい場合に有効です。

今回のアップデートで、下図のようにテストケースの新規作成時に「クラシフィケーションツリー法」を選択できるようになりました。

 

クラシフィケーションツリー法でテストケースを作成

クラシフィケーションツリー法でテストケースを作成

 クラシフィケーションツリー法の画面では、ツリー形式でテストの入力条件を整理し、テストカバレッジアイテムに含める条件に黒点を打つことで、条件の組み合わせを指定できます。

 

ツリーおよびテストカバレッジアイテムの作成

ツリーおよびテストカバレッジアイテムの作成

 「テストケースを生成」を押すことで、テストカバレッジアイテムに対応するテストケースが、自動的に表形式で生成されます。テストケースは他のテスト技法と同様にCSV形式でダウンロード可能です。

 

テストケースの生成

テストケースの生成

 詳細な利用方法は以下のリンクからGIHOZのヘルプページをご参照ください。

クラシフィケーションツリー法 - GIHOZヘルプ

 

なお、上記のテストケースのサンプルは、この記事の後半でご紹介するリポジトリの閲覧範囲に関するテストのテストケースです。以下のリンクで公開していますので、クラシフィケーションツリー法で作成したテストケースをぜひご覧ください。

クラシフィケーションツリー法のテストケースのサンプル

 

2. GIHOZにログインしなくても公開リポジトリを閲覧可能になりました

GIHOZの公開リポジトリを利用したテストモデル・ケース仕様の共有の利便性を高めるため、下記の通り閲覧範囲を変更させていただきます。

 

【変更前】
「公開」の設定で作成したリポジトリでは、URLを知っておりGIHOZにログインしているユーザーはリポジトリ内のテストモデル・ケース仕様を閲覧可能

 

【変更後】
「公開」の設定で作成したリポジトリでは、URLを知っていればGIHOZにログインしていなくともリポジトリ内のテストモデル・ケース仕様を閲覧可能

 

これにより、GIHOZのアカウントをお持ちでない方や、ログインしていない方でも公開リポジトリを閲覧できるようになり、テストモデル・ケース仕様をより手軽に共有いただけます。
なお、「非公開」の設定で作成したリポジトリの閲覧範囲は従来から変更なく、リポジトリに招待したユーザーのみがテストモデル・ケース仕様を閲覧・編集できます。非公開リポジトリはこれまで通りご利用ください。

 

今回の変更により不都合が生じる場合、大変お手数ですが該当のリポジトリを「非公開」に設定していただけますよう、お願いいたします。設定の手順は以下のリンクからGIHOZのヘルプページをご参照ください。

リポジトリの設定変更・削除 - GIHOZヘルプ

 


 

今回は、新しいテスト技法のリリースと、リポジトリの仕様変更についてお伝えしました。クラシフィケーションツリー法はGIHOZのリリース以来、初めて追加されたテスト技法です。ぜひご利用いただき、ご感想をいただけると嬉しいです!

 

公開リポジトリの閲覧可能範囲が広がったことで、テスト設計した成果をブログやSNS等でオープンに共有しやすくなりました。このブログでも公開リポジトリを活用して、様々なサンプルをご紹介していこうと思います。ぜひ、皆さまも公開リポジトリをご活用ください。

 

GIHOZでは、今後も新たなテスト技法の追加を予定していますので、お楽しみにお待ちください。今後ともGIHOZをよろしくお願いいたします。

  

テスト技法ツールGIHOZ アカウント登録はこちら

テスト技法ツールGIHOZ|ソフトウェアテスト・第三者検証のベリサーブ (veriserve.co.jp)